がんは早期発見で完全に治すことのできる病気です

いまや日本人の女性の11人に1人が乳がんになると言われており、女性のかかるがんの第一位、35歳から64歳までの女性のがんの死亡の第一位ともなっております。 一方、早期発見すれば完全に治すことのできる病気でもあります。

乳房の気になる症状

☆乳房にしこりを感じる
☆わきの下にしこりを感じる
☆痛みがある
☆乳頭から分泌がある(血が混じる)
☆乳房の皮膚の変化(赤くなる・くぼみができる・へこむ)
☆人間ドックで要精密検査となった
この様な症状がある場合には、当院にて診察可能です。 お気軽にご相談くだい。

乳がん検診ってどんなことするの?

乳がんの診察は
1,視触診
2,超音波(エコー)
3,マンモグラフィ(乳房X線)
が基本となります。
当院ではいつでもマンモグラフィ,エコーともに検査可能で、結果もすぐにモニター画像を示しながら説明いたします。

精密検査として
4,穿刺吸引細胞診
(ABCまたはFNA)

5,針生検
以上の検査でほとんどの診断はつきます。
細胞診・針生検も診察日にすぐ行なうことができますが、結果は後日となります。

とても判断が難しい場合や、乳がんと診断がついた後の治療に関連する検査としては
6,マンモトーム
7,CT・MRI
8,骨シンチ
9,PET
などがあり、これらは他院に紹介して撮ってもらいます。

どの検査を選べばいいの?

最近では多くの自治体の乳がん検診でマンモグラフィ検査が行われています。
欧米で乳がん死亡率が低下してきている最も大きな理由はマンモグラフィ検診の普及によるとされています。
超音波検査では見つけることのできない微細石灰化も、マンモグラフィなら見つけることがでるので
妊娠中,豊胸術後など特別な理由がなければ、マンモグラフィ検査をおすすめします。
(マンモグラフィ検査は強く乳房を挟み込まないと綺麗な写真が撮れませんのでお許しください)
一方で、乳腺が発達している40歳未満の方はマンモグラフィ検査を受けても乳がんの約30%は発見できません。
しかし、超音波検査は年齢を問わず、また圧迫などの痛みもなく検査を行えるというメリットがあり
腫瘤を発見し中身の構造までとらえることが出来るという特徴があります。

より精度の高い検診のため、超音波とマンモグラフィを両方受けることをお勧めいたします

機械を使っての検査も大事ですが、最も大切なのは日々の自己検診です。 あまり熱心にしても長続きしませんから、お風呂に入ったときに簡単に左右の胸を手のひらでさわることをお勧めします。

 乳がんselfcheck方法 

乳房モデルも院内に置きました。正常乳房,良性腫瘍,乳癌がいくつか潜んでいます。自己検診,触診の参考に触ってみてください。

乳がん治療に関連して骨粗鬆症を促進させてしまうこともあります。 簡便な骨密度測定器を導入しました.乳がんでない人も骨の健康に興味を持ってください。

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